第二外国語にスペイン語を選ぶべき決定的理由【※必読】元通訳のおすすめ言語!

スペイン語 第二外国語
しばわん

第二外国語どれにするか迷ってる…。

トトポ

需要と将来性のある言語を選ぶことが大切だよ!

これまで英語しか触れてこなかったのに、急に第二外国語を選ぶとなると迷ってしまいますよね。

そんな中、スペイン語の需要が高まっているという話を聞いた方もいるのではないでしょうか。

こんな疑問を抱えていませんか?

  • スペイン語に需要はある?
  • スペイン語は将来的に活かせる?
  • スペイン語は実用性がある?

今回は実際に仕事で複数の言語を使ってきた元マルチリンガル通訳の筆者が

第二言語にスペイン語を選ぶべき理由を解説します。

この記事を最後まで読んで頂くことで、後悔しない選択ができること間違いなしです。

それでは見ていきましょう。

目次

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由を要約すると、こんな感じです。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由
  • 一つ学ぶだけで21か国で通用する
  • 世界の10人に1人がスペイン語話者に
  • アメリカの3人に1人がスペイン語話者に
  • 経済成長率が高く仕事に活かせる
  • 競合が低く重宝されるスキル
  • 日本語と発音が似ており易しい
  • 他のラテン系言語も理解できるようになる

一つずつ見ていきましょう。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由①21か国で通用

世界では、21もの国と地域でスペイン語が話されています。

スペイン語が話されている国は下記です。

スペイン語はスペイン本土よりも、ラテンアメリカで多く話されています。

ヨーロッパ・スペイン
中央アメリカ・エルサルバドル
・グアテマラ
・コスタリカ
・ニカラグア
・ホンジュラス
・メキシコ
・プエルトリコ
カリブ・パナマ
・キューバ
・ドミニカ共和国
南アメリカ・アルゼンチン
・ウルグアイ
・エクアドル
・コロンビア
・チリ
・パラグアイ
・ベネズエラ
・ペルー
・ボリビア
アフリカ・赤道ギニア共和国
スペイン語を公用語/共通語とする国

Countries with Spanish as an official language.svg
By <a href=”//commons.wikimedia.org/wiki/User:Ichwan_Palongengi” title=”User:Ichwan Palongengi”>Ichwan Palongengi</a> – Data based on Map-Hispano.png on Wikipedia Project, CC BY-SA 3.0, Link

例えば系統の似ているイタリア語を学んでも、ほぼイタリアでしか通じません。

しかし、スペイン語を選ぶだけでこんなに広範囲をカバーすることができます。

21か国の人たちと異文化交流できると思ったらワクワクする!

スペイン語という一つの言語を学ぶだけで、21の国と地域で通用する。

話されている国が多いということは、その分留学先の選択肢が増えることになります。

歴史ロマンあふれるメキシコや中央アメリカ、美しいカリブ海、美男美女大国の南米など…

英語圏では絶対にできないような体験ができるかも。

スペイン語 メリット 需要
サグラダファミリア(スペイン)
スペイン語 メリット 需要
マチュピチュ(ペルー)
スペイン語 メリット 需要
ウユニ塩湖(ボリビア)
スペイン語 メリット 需要
マヤの遺跡チチェンイツァ(メキシコ)
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第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由②世界の10人に1人がスペイン語話者に

現在世界中で最も母国語人口の多い言語トップ4はこちら。

  1. 中国語
  2. スペイン語
  3. ヒンディー語
  4. アラビア語
スペイン語 メリット 需要

2022年のEthnologueの統計によると、

スペイン語は中国語に次ぎ2位となっており、英語を上回っていることが分かります。

実は世界中でスペイン語を母国語とする人は4億人以上いるのです。

母国語以外も含めると、スペイン語話者の数は5億人を超えます

トトポ

つまり英語のネイティブスピーカーよりも、スペイン語のネイティブの方が多いんだ。

ちなみに、インターネット上の母国語人口も、同様に世界2位。

セルバンテス文化センターによると、

人口学的な理由により、世界におけるスペイン語母語話者数の割合は増加傾向にあります。

その結果、2050年には世界で10人に1人がスペイン語を話すようになると言われています

スペイン語 第二外国語

国連の公用語の一つにもなっており、スペイン語は世界的にも重要な位置を占めていると言えるでしょう。

国連では英語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語、アラビア語の6か国語が公用語となっています。

外務省HP

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由③アメリカでの圧倒的需要

スペイン語圏には含まれていませんが、見逃せないのがアメリカでのスペイン語話者数

なぜならアメリカは日本にとって、経済的にも政治的にも非常に重要な国だからです。

アメリカはスペイン語を第二言語としており、そのスペイン語話者数はメキシコに次いで世界二位。

ヒスパニック ラティーノ 

アメリカ合衆国で、スペイン語を公用語とするラテンアメリカ地域の出身者およびその子孫を「ヒスパニック(ラティーノ)」と呼びます。

シンクタンク、ピュー・リサーチ・センターによると、2020年アメリカのヒスパニック系人口は6,210万人

つまり、アメリカ人の5人に1人はヒスパニック系ということになります。

ヒスパニック ラティーノ 

しかしこの数字には、アメリカに毎日大量に流れてくる「不法移民」は含まれていません。

そのため、実際はこれよりもっと多い数のヒスパニック系移民がいます。

特に、

  • カリフォルニア州
  • テキサス州
  • フロリダ州

これらの州ではヒスパニック系の人口が年々増加しており、

カリフォルニア州では、ヒスパニック人口が白人人口を超えてしまいました。

さらにアメリカ合衆国国勢調査局の推計によると、

2050年にはスペイン語系住民は1億3,280 万人となり、これは同国人口のおよそ30%。

つまり、

2050年にはアメリカ人の3人に1人がヒスパニック系となる。

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第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由④経済成長率の高さ

スペイン語が多く話されているラテンアメリカは、経常成長真っ只中の地域。

GDPは右肩上がりで、今後も成長が見込める地域です。

スペイン語 メリット 需要
  • 資源
  • 低賃金労働力
  • 土地(しかもアメリカと陸続き

これらが揃っているラテンアメリカは、今後中国にとって代わる経済市場になるかもしれないとも言われています。

今は、経済成長が著しいから「中国語」を学ぶべきとされていますが、

30年後は市場の移り変わりにより、「スペイン語」を学ぶべきと言われているかもしれません。

スペイン語は経済成長率の高い地域で使われているため、将来性がある。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由⑤競合の低さ

日本では、スペイン語は需要の割に供給が少ないです。

つまり、

競合が少ないのでスペイン語を話せる人は重宝される

最近では英語を話せることが当然になってきた中、スペイン語を話せる人はまだまだ少ないです。

そのためスペイン語が話せる人は時に、海外拠点を持つ企業にとって「喉から手が出るほど欲しい人材」です。

スペイン語 メリット 需要

競合が少ないということは、求められるレベルも低い

英語圏スペイン語圏
ライバルが多い

→高いレベルが求められる
ライバルが少ない

日常会話レベルでも需要がある

みんなが勉強する英語はライバルが多く、ビジネスの場では非常に高いレベルが求められます。

それに比べてスペイン語は、日常会話レベルでも十分な需要があるのです。

王道を攻めるのではなく、いわゆる「穴場」を狙って攻めていくことは、キャリアアップや実績作りへの近道になります。

第二外国語にスペイン語を選べば海外赴任も

しばわん

海外赴任ってエリートだけが選ばれるものじゃないの?

実はスペイン語が少し話せるだけで、簡単に海外赴任者に選出される傾向にあります。

スペイン語圏の経済成長はめまぐるしく、市場は拡大するばかり。

そんな中、ラテンアメリカに子会社を設立する日系企業は後を絶ちません。

現地に子会社を持つということは、言葉の障壁が生まれます。

そのため少しでも現地の言葉を話せるだけで、企業にとってはかなりのプラスポイントなのです。

海外赴任のメリット
  • 日本と現地で二重の収入が得られる
  • 海外での経験は強い経歴になる
  • 現地の言語が自然と上達する
  • 子供がバイリンガルに育つ
トトポ

私のまわりにも、入社2年目くらいで海外赴任した人がたくさんいるよ。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由⑥発音の易しさ

スペイン語は、日本語を母国語にする私たちにとって、習得しやすい言語だと言われています。

その理由として、

  • 発音がローマ字読みに近い
  • 英語と似ている単語が多い

などがあります。

英語とスペイン語の単語を比べてみると、どうでしょう。

英語スペイン語
bar(バー)bar(バル)
culture(カルチャー)cultura(クルトゥーラ)
doctor(ドクター)doctor(ドクトール)
error(エラー)error(エロール)
※カタカナの発音は参考用です。

英語と似ている上、英語よりも発音しやすい単語が多いのではないでしょうか。

このように英語と類似しているスペイン語の単語は、全体の20%を占めています。

日常会話に必要な語彙数を比べても、スペイン語は理論上英語の3分の1の語彙でコミュニケーション可能なのです。

英語 3000語
スペイン語 1000語

そのため、英語に比べてスペイン語は習得しやすい言語といえるでしょう。

しばわん

思ったよりハードルが低そう。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由⑦他のラテン系言語が理解できる

スペイン語 スペイン語圏
  • スペイン語
  • イタリア語
  • フランス語
  • ポルトガル語
  • ルーマニア語など

これらの言語は「ロマンス語」と呼ばれ、古代ローマ帝国内で話されたラテン語から派生したと想定される言語グループ。

これらのラテン系言語は同じ起源を持つため、語彙や文法に多くの共通点があります。

そのためどれか一つを習得してしまえば、他のラテン系言語がある程度理解できるようになります。

例えばスペイン語を習得すると、このようなことが起こります。

  • ブラジル人のポルトガル語が割と理解できる。
  • イタリア語のメニューが結構理解できる。
  • フランス語の文法が容易に理解できる。

その結果、複数の言語を短時間で習得してしまうマルチリンガルの人が多いのです。

トトポ

私はスペイン語→フランス語と習得したけど、それほど苦戦しなかったよ。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由 : Q&Aでおさらい

第二言語にスペイン語を選ぶメリットは?
スペイン語を学ぶメリット
  • 一つ学ぶだけで21か国で通用する
  • アメリカの3人に1人がスペイン語話者に
  • 世界の10人に1人がスペイン語話者に
  • 経済成長率が高く仕事に活かせる
  • 競合が低く重宝されるスキル
  • 日本語と発音が似ており易しい
  • 他のラテン系言語も理解できるようになる
スペイン語は将来的に活かせる?

スペイン語は、今後中国に取って代わるといわれている経済成長率の高い地域で使われるため、将来性があります。

2050年には世界で10人に1人が、アメリカでは3人に1人がスペイン語を話すようになると言われています

スペイン語は実用性がある?

スペイン語は英語に比べて競合が少ないため、仕事に活かせるチャンスが多いです。

アメリカに加えて21もの国と地域で通用するため、実際にツールとして使っている人は多いです。

第二外国語としてスペイン語を学ぶステップ

英語・スペイン語・フランス語の3つを習得した元通訳が、

初期費用ゼロから始められる、最強の外国語習得法【裏ワザ】を伝授します。

STEP
まずは言葉を耳に慣らす【無料~有料】

言語は本来、耳で聴いて覚えるのが正しい方法。

そのため文法に手を出す前に、まずは耳を慣らせておくことをおすすめします

そうすることで、複雑な文法も頭に入ってきやすくなるからです。

オーディオブックを活用するとコスパがいいです。

STEP
シャドーイング【無料】

シャドーイングは、聞こえてくる音声を追いかけてリピートする訓練法。

音声を聴く(インプット)と声に出す(アウトプット)を同時に行うことで、

総合的な語学力が効率良く身につきます。

現在語学学習において最も効率的とされているのがこのシャドーイング

この段階で文法を勉強し始めると効果的。

STEP
ネイティブと会話を重ねる【無料~有料】

最後に一番重要なステップが、実際にネイティブと会話をすること。

会話するときは、間違えることを恐れないで。

  • マッチングアプリで交流する
  • オンラインレッスンを受ける

主にこれら二つの方法がありますが、オンラインレッスンの方が安全です。

初心者には、確実に実践力が身に着くベルリッツがおすすめ。

第二外国語にスペイン語を選ぶべき理由 : まとめ

いかがでしたでしょうか。

学んだ言語が実際にコミュニケーションの場で使えることは、やりがいやモチベーションにも繋がります。

是非第二言語にスペイン語を検討してみてくださいね。

このブログでは、メキシコやスペイン語に関する様々な情報を発信しています。

トトポ

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