メテペック観光【完全ガイド】メキシコシティ周辺のプエブロマヒコ。

メキシコシティから1時間弱のところにあるメテペック（Metepec）。

メキシコ州で最も魅力的なプエブロマヒコ（魔法村）の一つです。

メテペックは、色鮮やかな陶器の伝統工芸品で有名。

筆者はメテペックのすぐ近くに3年ほど住んでいたことがあり、

毎週のように訪れていた思い出深い場所です。

そんなメテペックについて、とにかく分かりやすく解説。

小さな町なので、一日で回れてしまいますよ。

それでは見ていきましょう。

メテペック（Metepec）とは：首都周辺のプエブロマヒコ

実はメテペックは、

陶器の伝統工芸品で世界的に名の知れた町。

色鮮やかで細かい陶器のパーツを組み合わせて作られた。

生命の木（árbol de la vida）が有名です。

神話のアダムとイブを中心として描かれた作品で、

最も大きなものはギネス記録に登録されています。（Providencia公園中）

ちなみにメテペック近くのレルマ（Lerma）という工業地帯には日系企業が結構あり、

実はメテペックに住んでいる日本人も結構いるんですよ。

メテペック観光見どころ①伝統工芸品市場（Mercado de Artesanías）

場所	Map
時間	毎日8:00-19:30
入場料金	無料

メテペックに来たら必須の、伝統工芸品市場。

職人たちが手作りで何か月もかけて作る作品が売られています。

市場と言っても生命の木（árbol de la vida）は高価なものなので、

購入するというよりは見学をしに来る人がほとんど。

一番大きなサイズだと50,000ペソ以上になることも。

大きいものだと製作に7～8ヶ月くらいかかるんだそうです。

入り口にはローカルフードが食べられる食堂もあります。

メテペック観光見どころ②民芸品通り

場所	Map
時間	大体10:00-18:00
入場料金	無料

民芸品などのお店が集まっている通り。

お土産を購入するならここ。

質の良い民芸品が安く手に入ります。

メテペック観光見どころ③中心街（Centro）

場所

Map

メテペックの中心街は、プエブロマヒコ（魔法村）らしい可愛らしい作り。

フォトジェニックなスポットもいくつかあります。

カラフルな傘がぶら下がっているこの道は、週末になると歩行者天国。

レストランも路地にテーブルを出すので、ランチを楽しむことが可能。

週末になると、露店が並びます。

メテペック観光見どころ④チャペル（Capilla del Calvario）

場所	Map
入場料金	無料

メテペック中心街のシンボル。

10月の死者の日が近づくと、マリーゴールドで綺麗に装飾されます。

階段を上まで登っていくと、メテペック中心街を一望できる展望台が。

階段の下の路地では民芸品も売られています。

Metepecはナワトル語で「Cerro de los Magueyes（マゲイの丘）」。

アロエに似た形のサボテン「マゲイ」が、教会裏の森にたくさん生息しています。

メテペック観光見どころ⑤食べ物市場

場所	Map
入場料金	無料

食べ物が安く手に入る、大衆食堂。

15個くらいのお店が集まっており、非常にローカルな雰囲気を味わえます。

食べ物はとても美味しいですが、衛生状態が微妙。

メテペック観光見どころ⑥サン・フアン・バウティスタ修道院跡

場所

Map

この地域のキリスト教布教の拠点として、18世紀に建てられた修道院。

入り口には露店がたくさん並んでいます。

メテペック観光見どころ⑦陶器博物館（Museo del Barro）

場所	Map
時間	火～日
入場料金	無料

毎年メテペックで開催される、陶器コンクールの受賞作品を展示。

ギネス記録に登録されている、巨大な陶器鍋が展示されています。

ここで9,000個ものタコスが作られ、そのタコスの数もギネス記録。

メテペックのグルメ：地元の新鮮な野菜は絶品

メテペックは山が近いので、新鮮で質の良い野菜がとっても安く手に入ります。

道端のケサディーヤにも山で採れた食材が使われていて、絶品。

Chorizo Verde（緑のチョリソ）

トルーカ・メテペックエリアで最も有名なのが、緑色のチョリソ（ソーセージ）。

エパソテ・パクチー・唐辛子・ほうれん草などが練り込まれています。

中身を出して焼き、タコスやトルタ（サンドウィッチ）にして食べます。

Sopa de Hongos（キノコのスープ）

この辺りではキノコのスープがめちゃくちゃ美味しい。

山で採れた新鮮なキノコが使われてることが多いです。

メテペックのおすすめレストラン：大衆食堂から上品なレストランまで

筆者が実際に何度も通ったレストランをご紹介。

観光客はもちろん、地元の人たちにも大人気。

Taquería los Foquitos

場所	Map
時間	毎日12:00-2:00

トルーカ・メテペックエリアの人気No.1タコス屋さん。

タコスといえばフォキートスと言われるほど、地元で圧倒的な知名度。

ここの店舗が圧倒的に人気ですが、中心街から少し離れているのでUberで。

Restaurante Norte Sur

場所	Map
時間	毎日8:30-23:00

中流階級のメテペック市民に大人気のレストラン。

内装がとにかくオシャレで可愛く、料理も最高に美味しい。

Central Mezcal

場所	Map
時間	毎日13:00-0:00

メスカルが美味しいオアハカ料理のレストラン。

こちらも中流階級向けの上品な雰囲気。

週末になるとアステカダンスが見れます。

Bar 2 de Abril

場所	Map
時間	月～土12:00-20:00

メテペック中心街にある有名なバー。

壁の絵がメテペックらしくてかわいい。

薬草が入った怪しいドリンクが有名です。

メテペックへの行き方：バスがたくさん出ている

車で行くのが最も簡単な方法ですが、今回はバスで行く方法を解説します。

バスで行く方法

バス会社	Flecha Roja
乗車場所	Observatorioバスターミナル Map
降車場所	Metepec
予算	65-85MXN
所要時間	1時間程度

メキシコシティ・メテペック間は、毎日20分間隔くらいでたくさんバスが出ています。

通勤に使う人も多いため、ラッシュアワーは避けた方が無難。

何度も利用していますが、信頼できるバス会社です。

【時刻表】
毎日運航
06:00, 06:20, 06:40, 07:00, 07:20, 07:30, 07:45, 08:00, 08:20, 08:40, 09:00, 09:20, 09:40, 10:00, 10:20, 10:30, 11:00, 11:10, 11:20, 11:40, 12:00, 12:20, 12:30, 12:40, 13:00, 13:20, 13:40, 14:00, 14:10, 14:20, 14:40, 15:00, 15:20, 15:40, 16:00, 16:20, 16:40, 17:00, 17:20, 17:40, 18:00, 18:20, 18:40, 19:00, 19:20, 19:40, 20:00, 20:15 ,20:45, 21:20, 22:00, 22:30, 23:00, 23:59.

メテペックの気候：メキシコシティより寒い

メテペックはメキシコシティよりもさらに高地にあります。

標高2,500メートル弱で、富士山の5合目くらいまで上がるところも。

朝晩はかなり冷え込むので注意。

冬は、厚手のジャケットが必須です。

一方、昼間は晴れて気温が上がるため、一年中半袖で過ごせるほどです。

また、高山病対策として頭痛薬などがあると便利。

メテペック観光まとめ

いかがでしたでしょうか。

メキシコシティ付近の別荘地としても人気のメテペック。

見どころは少ないものの町並みが可愛らしく、住みやすい町でもあります。

是非一度訪れてみてくださいね。

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