日本は卵の消費量世界一。
卵焼きや親子丼など、ほとんど毎日卵を口にしているのではないでしょうか?
卵は上質なたんぱく質で体に良いという話をよく聞きますよね。
実は最近では卵が健康に及ぼす悪影響について、専門家たちが警鐘を鳴らすようになりました。
一体何が正しい情報なのでしょうか?
結論から言うと、とても「体に良い」とは言えなくなってきています。
もちろん卵が「体に悪い」という情報を公表すれば、日本中の養鶏場が倒産してしまいます。
そのため、国内および国外から信ぴょう性のある情報を収集して、自分で判断をする必要があります。
一部の先進国では、「卵は健康」と教育したり宣伝したりすることを違法としている国もあるそうですよ。怪しいですよね~。
卵が健康に及ぼすリスク
卵は、深刻な食中毒を引き起こすサルモネラ菌を含んでいる可能性があるというのは有名な話ですよね。
サルモネラ菌と言えば、食中毒での死亡原因ナンバーワン。
大量の抗生物質?!
養鶏場では鶏たちに大量の抗生物質を与えます。
これは、過酷な環境で育てられている鶏たちが、感染症にかからないようにするため。
その残留物が卵には含まれていると言われています。
それ以外の病原菌(鳥インフルエンザなど)を含んでいることも多いです。
昔母が、「日本では卵を殺菌するから生でも食べることができるんだよ。」と言っていたのを思い出します。
しかし冷静に考えれば、「殺菌=抗生物質や殺虫剤」です。
これらは体に良いどころか、アレルギーやアトピーの原因となることが、最近の研究で分かってきていますよね。
実は、卵が引き起こす健康リスクはそれだけではありません。
大腸がんや前立腺がんのリスク
According to plant-based non-profit, Physician’s Committee for Responsible Medicine (PCRM)という団体によると、卵に多く含まれる脂肪とコレステロールは心臓の健康を害し、前立腺がんや結腸および直腸がんなどを引き起こす可能性があるとのこと。
Nutritionfacts.orgは、週2個以上の卵を摂取する男性は前立腺がんで死亡するリスクが81%増加するとのデータを発表しています。
心血管疾患のリスク
卵黄にはコレステロールが多く含まれており、心血管疾患のリスクを引き上げます。
中型の卵には、一日の推奨摂取量の半分以上、62%である186mgコレステロールが含まれています。
これはなんとステーキの約3倍…!
Nutritionfacts.orgによると、一日1個の卵を食べるだけでも、心血管疾患のリスク安全値を超えると警鐘を鳴らす専門家もいるとのこと。
さらにCNNでは、2万9000人あまりについて平均で17年半にわたって追跡調査した米国内の6研究グループの研究データを詳しく掲載しています。
この研究は、卵のたんぱく質などポジティブな健康効果も包括的に評価した結果とのこと。
卵は1日当たりの消費量が半個増えるごとに、心血管系疾患のリスクは1.1%上昇し、早死にリスクは1.9%上昇するとしている。
引用 CNN「週に3個以上の卵を摂取、心疾患のリスク増大か 米研究」
卵巣がんのリスク
Viva!には、「卵の消費量と卵巣がんには強い関連性が証明されている。週に1〜2個食べることでそのリスクは70%、2つ以上食べることで80%まで上がる。」と発表しています。
これは卵に含まれるコリンという物質が原因。
またこの文献には、「卵は人間の体に必要ない」とはっきり書かれています。
大量の成長ホルモン剤?!
成長ホルモンと聞くと、なんだか良いのでは?と思われるかもしれませんが、これは体にとってとても危険なもの。
卵は「工場型畜産」と呼ばれる方法で、安く早く大量に生産することが求められます。
そのため、鶏に遺伝子組み換えの成長ホルモン剤を投与します。
国立がん研究所のデータによると、これはインスリン様成長因子(IGF-1)と呼ばれる別のホルモンのレベルまで引き上げることにより、前立腺、乳がん、卵巣がんなどを引き起こす可能性があると、オックスフォード大学が発表しています。
まとめ
卵は人間の体に必要ないどころか、有害であることが最近の研究で明らかになってきました。
少なくとも安全な食べ物とは言えないということが、上記のデータから分かったと思います。
メディアの情報をうのみにせず、少しでも信ぴょう性のある情報を自ら収集することが、健康へのカギ。
この記事を読んで100%納得するのではなく、余裕のある方は他の論文や文献も調べてみることをおすすめします。
新しい研究ほど、卵の危険性について発表しているものが多いことに気づくはずです。
世界中で卵が避けられている時代。
植物性で安全な卵の代用品はいくらでもありますよ。
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