海に入れる遺跡
カンクン周辺には、海に入れる遺跡があります。
「トゥルム(Tulum)」というところ。カンクンからさらに南へ進んだところに位置しています。
このトゥルム遺跡は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
13~15世紀ごろ建設された、マヤ文明の遺跡。
「トゥルム」はマヤユカテカ語で、「フェンス」「壁」または「溝」を意味する単語。
使用されていた当時は、侵入者から町を守る城壁都市でもあり、港でもありました。
内陸からの輸出品、輸入品と思われる交易品もたくさん見つかっており、
重要な貿易都市だったことが伺えます。
当時は色がついていたことが、なんとなくわかりますね。
「小さな恐竜」イグアナちゃんもたくさん住んでいます。
遺跡をさらに進み、ジャングルをこえると、そこには真っ青の美しいカリブ海が!
これは写真映え間違いなしです!
岩の遺跡と豊かな緑が、真っ青な海に映えます。
こんな感じで、12メートルの崖の上に建設されました。
人口は1000から1600だったと推定されています。
スペイン人と接触するまでトゥルムは繁栄を続けていましたが、16世紀末までには完全に放棄。
スペイン人によって持ち込まれた感染症が、トゥルム衰退の原因だったと考えられています。
当時のマヤ人は、こんなに美しいカリブ海を目の前にして何を思ってたんだろう。
トゥルム遺跡へ行くなら
トゥルム遺跡は、テオティワカン遺跡、チチェンイツァ遺跡に次いでメキシコで3番目に訪れる人が多い遺跡だと言われています。
カリブ海沿いのロケーションで、他にはない美しい景色が広がっています。
慣れていない人は
観光地のカンクンから少し離れたこの地域は、カンクン中心街に比べて治安が劣る傾向にあります。
私も実際、レンタカーに石で落書きされたことがあります…。
そのため、慣れていない方は日系旅行代理店の利用をおすすめします。
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旅行慣れしている人は
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注意事項
観光地にはゴミがつきものと言われますが、ユカタン半島では環境保護事業がさかんです。
ユカタン半島は特別な地形の影響で、世界的にも大変貴重な生態系が発達してきました。
政府は広範囲にわたって特別保護地域を指定することで、環境を保護しながら環境事業が行えるよう支援してくれています。
もちろん、私たちにもできることがあります。
- 海に来たらゴミを捨てない、落ちているゴミを拾う
- 自然由来の日焼け止めを使う
- マイストローやカップ、タンブラーなどを持っていく
まとめ
海が好きなら、カリブ海には必ず行ってみるべきです。
植民地時代、初めてスペイン人がここを訪れた時に、惚れ込んでしまった美しさ。
想像を超える絶景が待っていますよ。
トゥルム遺跡の近くには、グランセノーテとセノーテ・ドス・オホスがあり、
午前と午後に分けて寄ってみるのをおすすめします。
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