メキシコと聞くと、「危ない国」というイメージを抱く人が多いと思いのではないでしょうか。
しばわんテレビでメキシコは危険って聞いたことある…。
トトポ結論から言うと、メキシコには麻薬カルテルや汚職にまみれた警察官などの存在があり、たしかに治安が悪い地域があるよ。
2022年世界平和度指数の調査によると、メキシコは163か国中137位という結果でした。（参照Global Peace Index）
ちなみに日本は10位なので、その差は歴然。
トトポ私も最初メキシコへ来るときは、家族や友達にすごく心配されたよ。遺影用らしき写真も撮られた。
しばわん生きて帰れないだろうと思われてたんだ…。
こんな疑問を抱えていませんか？
- メキシコはなぜ危険なの？
- 実際の犯罪手口はどんな感じ？
- 治安対策は具体的にどうすればいい？
実はメキシコには1万人を超える数の日本人が住んでいて、過去の被害データから犯罪の傾向をつかむことができます。
この記事を最後まで読んで頂くことで、メキシコの治安と実際の犯罪手口について、正しい理解を得られること間違いなしです！
メキシコの治安
統計に基づくメキシコ国内の治安
殺人件数に関しては、年々増加傾向となっています。
2021年の一年間だけでも殺人件数は35,625に上り、2022年も増加し続けています。（参照データ: 国立統計地理情報院のレポート）
メキシコ全国で行われた国立統計地理情報院の「治安に対する意識調査」によると、2011 年（69.5％）から2019 年（78.9％）に 10 ポイントも「治安が悪くなった」との結果が発表されています。
トトポつまりメキシコに住む人たちも、「年々治安が悪化している」と肌で感じているということだよ。
中でも日系企業が集中するグアナフアト州における治安悪化に関しては、54％（2011 年）から88.8％（2019 年）と 30ポイント以上の激増を見せています。（参照: メキシコにおける「国家警備隊」の創設―AMLO政権の治安政策と日系企業への含意）
犯罪発生件数に関しては、コロナの影響もあり統計上は減少傾向にありました。
トトポ犯罪をする人もされる人も、外出自粛してたんだね。
しかし2021年は平年並みまで上がったため、治安が改善されているとは言えない状況です。
むしろ、2022年以降はまた犯罪件数が右肩上がりです。
メキシコ国立統計地理情報院（INEGI）の調査によると、2020年の被害届の提出率はわずか10％となっており、実際の犯罪件数はこの数字をはるかに上回ると考えられています。
そのため、数値ばかりを信用せず、常に注意を怠らないようにすることが重要です。（参照:外務省海外安全ホームページ）
メキシコの治安が、世界的に見てどれくらい悪いのか気になる方はこちら。
なぜメキシコは治安が悪いのか
麻薬組織が警察官を買収する国
メキシコの治安が悪い主な理由として、貧困問題と麻薬組織の問題があります。
本来ならメキシコの治安を維持するべき「警察官」は、低学歴層出身が圧倒的に多く、給料がとても低いのです。
低賃金である警察官の間では賄賂（わいろ）が横行しており、もはや制御不能。
例えばこのような感じで麻薬組織が警察官に大金を支払い、警察官を買収します。
トトポ申し訳ないけど、メキシコの警察官といえば「わいろ常習犯」というイメージがついてしまったよ。
しばわん本来なら賄賂を取り締まる側であるべきなのに…。
安月給で学歴の低い人材を集めたメキシコの「警察」は、麻薬組織と裏で連携し、その保護下でビジネスを展開してきた。
麻薬組織と政府が手を組んできた国
さらに、メキシコ政府は麻薬カルテルと裏で手を組み、治安維持や賄賂と引き換えに商売を許可するという政治をしていました。
トトポメキシコ政府はつい最近まで「麻薬政府」と呼ばれていたよ。
一部の地域では麻薬組織が貧困に苦しむ国民に、配給を届けているところもありました。
地方まで手の届かない政府に嫌気がさし、麻薬組織を慕っていた一般人も多くいるのです。
政府と麻薬組織が手を組むことで、麻薬組織の犯罪をうまくコントロールしていた。
しかし、2006年に政権についていたPAN（国民運動党）のカルデロン元大統領が麻薬組織に「宣戦布告」。
殺人件数も、カルデロン元大統領の2006年から急増。
特に麻薬組織が集まる地域では日常的に銃弾が飛び交い、まさに「生き地獄」のような状況でした。
この辺りはNetflixドラマの「El Chapo（エル・チャポ）」や「Narcos（ナルコス）メキシコ編」などのドラマにも登場していますね。
トトポちなみに私は麻薬関係のNetflixシリーズは全て見ているよ。
そこで現れたのが、メキシコ史上初の左派政権。
現職のロペス・オブラドール大統領、通称AMLO（アムロ）さんです。
トトポロペス・オブラドール大統領は、「エル・チャポ」ことホアキン・グスマンの息子を国家警備隊に拘束させたことで、世界中に衝撃を与えたよ。
しばわんそういえばこの間ニュースで見たような…。
しかし、そんなロペス・オブラドール大統領のことを良く思わない麻薬組織が多く、このままでは麻薬組織のコントロールが効かない状態。
そのため現在も、治安は悪化する一方なのです。
そういった政治的背景が、「メキシコは危ない」というイメージに繋がっている
実際過去に起きたヤバい事件
殺人事件
- 犯罪組織へのみかじめ料支払いを拒否した家族が車で移動中に射殺された。
- 美容院で麻薬系犯罪組織に関する悪口を言った女性が射殺された。
- Netflixシリーズで取り上げた犯罪組織のメンバーが、ドラマ制作関係者を殺害した。
どこに麻薬関係者がいるか分からないので、犯罪組織に関する話を外でするのもなるべく避けた方が良いです。
麻薬関係者と言っても、一般市民。高級住宅街に堂々と住んでいたりします。
トトポ殺人事件に関しては犯罪組織やマフィア間の闘争がほとんどで、一般の人が巻き込まれることは現在では少ないよ。
しばわんでも運悪く銃撃事件に遭遇してしまって、流れ弾に当たるというリスクも考えられるよね。
実際メキシコで起きる殺人事件のほとんどは、犯罪組織間で起きるもの。一般人が狙われることは少ない。
トトポここからは、私が実際に身近な人に聞いたことのある事例だよ。日本人の被害も含まれているからね。
窃盗
外国人や富裕層を狙った窃盗被害は多発しています。
日本人は全員富裕層と思われているため被害に遭いやすく、常に注意を怠らないようにしましょう。
- 電車やバスで銃を使った強盗に遭った。（一番多い被害。）
- 国道に突起物が落ちており、タイヤがパンクしたところ強盗に遭った。
- 韓国人男性が道端で酔っ払っていたところ、暴力を振るわれ金品を盗まれた。
- 車の窓ガラスを割られ、金品を盗まれた。
- 睡眠薬などが入った水や菓子などを食べさせられ、眠っている間に金品を盗まれた。
- 顔に唾やケチャップをかけられ、その間に所持品を奪われた。
誘拐
最近では、クレジットカードで現金を下ろさせたり、家族から身代金を要求する、「短時間誘拐」という手口が増えています。
外国人や、高級品を身に着けている人が狙われやすいので注意です。
長期間の誘拐は主に、有名人や犯罪組織間で行われることが多いです。
スリ・ひったくり
スリやひったくりは、複数人のグループの犯行が多いです。
メキシコシティの中心街や地下鉄など、人混みに行く際などは注意が必要です。
- 一人の女性に話しかけられている間に、同じグループの別の女性に携帯を盗まれた。
- 荷物を置きっぱなしにしていたところ、カメラなどの所持品を盗まれた。
- ポケットに入れていた携帯と財布を盗まれた。
- 道端で急に暴力を振られ、所持品を盗まれた。
トトポ私もバスで気づかないうちにスリにあったことがあるよ。複数人の犯行だったよ。
盗難被害については、海外旅行保険でカバーしておくと安心です。盗まれてもお金が戻ってくるので、入っていて損はありません。
持っているだけで自動的に海外旅行保険が付帯される、エポスカードが最強です。
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賄賂
メキシコでは賄賂を要求されることが非常に多いです。
最初は戸惑うかもしれませんが、場合によっては身の安全を守るために、支払ってしまった方が良いケースもあります。
在メキシコ大使館も、「身の危険を感じた場合は抵抗せず差し出すように」としています。
- 車を利用中、警察官に違反を指摘され、賄賂を要求される。
または、賄賂を払わなければ免許停止処分になると脅される。 - 空港で所持品の一部が持ち込み禁止と指摘され、賄賂を要求される。
特に、会社などで車を使用する予定のある方は要注意です。
メキシコの危険エリア
メキシコシティの危険エリア
「テピート」と呼ばれる地区は絶対に行ってはいけないと言われています。
トトポここ周辺は、現地のメキシコ人ですら行きたがらないエリアだよ。
海賊版の商品がたくさん売られていて、ごちゃごちゃしたところです。
銃を持っている人もいるんだとか。絶対に近づかないで。
また中心街の北にあるゲレロ地区も治安が悪いことで有名です。
ゲレロ地区にはマリアッチで有名なガリバルディ広場がありますが、最近は警察官が配置されており、観光客が増えてきています。
トトポ後から知ったんだけど、以前ガリバルディ広場へ行ったら銃撃事件があったよ。遠かったから気づかなかったけどね。
中心街を挟んで南側のドクトーレス地区およびその周辺も危険とされています。
またほとんどのメキシコシティ郊外地区、特にイスタパラパや空港周辺は物騒ですので、訪れる際は十分に注意するようにしてください。
バヒオ地区グアナファト州の危険地区エリア
日本人駐在員が多く勤務するグアナファト州では、日系企業を含む外資系企業が多く進出している影響で、近年外国人を狙った犯罪が急増しています。
トトポグアナファト州には、日本の企業がいっぱいあるよ。
ホンダの工場があるセラヤ市が危険レベル１となっているのに加え、マツダの工場があるサラマンカ市とその周辺の国道で車両強盗が多発しています。
また、同じグアナファト州のアパセオエルグランデには新たにトヨタの工場が建設され、治安がかなり悪化している模様。
ちなみにお隣のケレタロ州は警察官の質が高く、比較的安全な地域です。
グアナファト州には日本領事館がありますので、必要に応じて利用してください。
カンクン周辺とユカタン半島の危険エリア
カンクンがあるキンタナロー州と、お隣のユカタン州は比較的治安が良いと言われています。
カンクンのホテルエリアでは、夜一人で歩いても問題ないくらい安全とされていますよ。
ツアーで移動する場合はほとんどの場合問題ありませんが、個人で大陸間移動する際は十分に注意を払ってください。
トトポカンクンの南に位置するトゥルムでは、私も車に落書きをされたことがあるし、痴漢などの被害も聞いたことがあるよ。
可能であれば、ホテルのバスや旅行会社のツアーを利用しましょう。
太平洋岸の危険エリア
バハカリフォルニア州、南バハカリフォルニア州の観光地は比較的安全です。
太平洋岸の危険エリアは、アメリカとの国境沿いのティファナ周辺と、ゲレロ州のアカプルコ周辺です。
アメリカとの国境エリア
特に産業がさかんなティファナには日系企業も進出しており、注意が必要です。
アカプルコ周辺エリア
アカプルコがあるゲレロ州はメキシコで最も犯罪率の高い地域です。
トトポ世界の危険な都市ランキングに何度もランクインしたことがあるよ。
アカプルコはメキシコシティからアクセスしやすく、人気の観光地です。
可能であれば、ホテル街からはなるべく出ないようにしましょう。
外務省が警告
2023年1月現在、メキシコ全体ではゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域に、危険度レベル３の渡航中止勧告が出されています。
レベル２以下の地域でも、場所によっては治安が不安定なところも多いです。
【危険度】
●ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域
レベル3：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）（継続）
●バハカリフォルニア州ティファナ市、チワワ州フアレス市、コリマ州、ゲレロ州（チルパンシンゴ市及びその周辺地域並びにタスコ市を除く）、タマウリパス州米国境の一部、ミチョアカン州（一部地域を除く）
レベル2：不要不急の渡航は止めてください。（継続）
●首都メキシコ市、メキシコ州、オアハカ州、タバスコ州、ベラクルス州、モレロス州、バハカリフォルニア州の一部、南バハカリフォルニア州の一部、ゲレロ州タスコ市、タマウリパス州（米国境の一部を除く）、チワワ州チワワ市、シナロア州の一部、チアパス州の対グアテマラ国境の一部、ミチョアカン州の一部、ヌエボレオン州モンテレイ大都市圏及びその周辺地域、グアナファト州セラヤ市
レベル1：十分注意してください。（継続）
●ソノラ州オブレゴン市、ノガレス市
レベル1：十分注意してください。（新規）
●グアナファト州サラマンカ市を含む南部地域
レベル1：十分注意して下さい。（新規）
トトポ必要に応じて、在メキシコ大使館のハザードマップを確認するようにしよう。
メキシコの治安対策
メキシコでは、気を付けるポイントを押さえて常に警戒を怠らなければ、危ない目に遭うリスクを減らすことができます。
外務省も、安全のための三原則「目立たない」、「行動を予知されない」、「用心を怠らない」を呼びかけています。
まずは危険なエリアを避ける
先程紹介した代表的な危険エリアはもちろん、訪れる各都市で危険なエリアがありますので、その都度確認するようにすることをおすすめします。
また車やタクシーなどでの移動でも、なるべく危険なエリアは避けて通るのがおすすめです。
夜出歩かない
夜は犯罪率が高くなりますので、長距離バスなどの移動はなるべく昼にするようにしましょう。
特に女性の一人歩きはとても危険です。人通りの少ない場所は厳重注意です。
メキシコは飲酒運転がある程度までは認められているため、交通事故のリスクもあります。
高価なものを身に着けない
外務省も警告している治安対策で意外と重要なのが、「目立たないようにする」ということ。
トトポ意外かもしれないけど、これが結構重要！
婚約指輪や高価なアクセサリー、時計などを身に着けて外を出歩くのは危険です。
強盗のターゲットにされる可能性があります。
高級レストラン・ホテル等、警備員が常駐している場所であれば大丈夫です。
現金をあまり持ち歩かない
外を出歩く際は、現金を必要最低限にとどめておきましょう。
ATMで現金を下ろす際は、周りを厳重に警戒してください。下ろした後は、後ろから人がついてきていないか確認すること。
移動手段に気を付ける
市内での移動は必ずタクシーの配車アプリUberを使うようにしてください。
Uber経由ではない通常のタクシーは「リブレ」と呼ばれ、基本的にすべて危険と思っておいた方が良いです。
現在、タクシー運転手らの抗議活動により、メキシコシティ空港ではUberが使用できなくなりました。
トトポ空港送迎にはYellow Cab（イエローキャブ）がおすすめだよ。何度も利用したけど、問題なさそう。
移動が心配な方は、ツアーに参加して現地に慣れ親しんだガイドと行動するのがおすすめです。
長距離バスを利用する際は、値段の安い会社に注意してください。強盗が入ってくるリスクがあります。
プリメラプルスもしくはＥＴＮがおすすめです。
また、可能な限り日中の移動にすること。
昼間の明るい時間帯に、有料高速道路を利用することを心がけるようにしましょう。
怪しい店ではクレジットカードを使わない
メキシコではクレジットカードのスキミングが頻繁に発生しています。
特に、クラブや夜のお店などでスキミングされて大金が引き落とされるケースが結構あります。
少しでも怪しそうな店だと感じたら、現金で支払うことを考えましょう。
ホテルは安全な場所で予約
ホテルを予約する際は、必ずレビューを読んで評価の良いホテルを選ぶようにしましょう。
トトポ低評価がついたホテルでは、清掃員が盗難を行っていることもあるよ。信用しちゃダメ。
部屋に高価なものを置きっぱなしにしないよう気を付けること。レストランなどで荷物を置いてトイレに行くなども厳禁です。
安全なエリアのホテル選びは、旅行代理店に任せるのが一番安心。
私の経験上、メキシコで利用すべき日系旅行代理店はHISです。
- 治安の悪い地域を避けて観光できる
- スペイン語が分からなくても安心
- 複数人での移動は圧倒的に安全
- 人気/穴場スポットを教えてもらえる
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メキシコのホテルを網羅しているので、レビューを読むことで安全なホテルを探すことが可能。
トトポホテルと航空券を同時に購入することで、旅費を節約できるよ。
飲み水に注意
開封されているペットボトルには、睡眠薬などの薬が入れられている可能性があるので注意。
水道水は飲むことができませんが、飲み水を買う際はちゃんとしたお店で購入し、蓋を開ける際にカチッと音がするかどうか確認しましょう。
ペットボトルを人に預けたり、置いて行ったりしないようにします。
水に限らず、見知らぬ人からもらった手作りの食べ物にも薬が入れられている可能性があるので注意です。
海外旅行保険に加入しておく
メキシコへ行くときは、万が一のケガや病気、盗難に備えて、海外旅行保険に加入しておきましょう。
しばわん海外旅行保険ってすごく高いイメージ…。
トトポ海外旅行保険に高いお金をかけなくても、良い方法があるよ。
実は、クレジットカード付帯の海外旅行保険が結構使えます。
ケガや病気はもちろん、盗難の場合も保険が適用となります。
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トトポ元現地総務だからこそ言えることだけど、海外赴任が決まっている場合でも、メキシコの制度上、高額医療保険の加入に間に合わないことが結構あるよ。
万が一に備えて、クレカ帯同の保険に加入しておく価値はあると思います。
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事件に遭遇したら抵抗しない
もし強盗に遭ってしまったら、抵抗するのは絶対にやめましょう。
落ち着いて、携帯と財布を渡すようにします。
抵抗して危害を加えられる事件が多発しています。
運悪く銃撃事件に遭遇してしまった場合は、体をできるだけ低くして隠れるようにします。
たびレジに登録する
外務省の「たびレジ」に登録すると、定期的に治安状況をメールでお知らせしてくれます。
3か月未満の旅行や出張等の際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在外公館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外情報配信サービス「たびレジ」に登録してください。
（「在留届」提出・「たびレジ」登録サイト）
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
○外務省・海外へ渡航される皆様へ
必須の治安対策グッズに
「メキシコにいる日本人はお金を持っている」というイメージが定着していますので、狙われる確率は比較的高くなります。
特に日系企業が集中する工業団地付近での事件が増加しています。グアナファト州（レオン、セラヤ、サラマンカ等）に行く予定のある人は要注意です。
トトポスリや強盗などに対しては、事前に対策しておくに越したことはないよ。
セキュリティポーチ
携帯、財布、パスポートなどの貴重品は、カバンやポケットに入れておくと盗難やスリに遭う場合があります。
トトポ下着の中に貴重品を忍ばせる女性もいるよ。
しばわんそれはちょっとハードルが高いかも…。
抵抗のある人はセキュリティポーチを使用すると良いでしょう。
おすすめはこれです。
ダミー用スマホ
ダミー用スマホは、強盗に遭った際に差し出すために用意しておくべきものの一つ。
トトポ私はメキシコ人の旦那さんから、過去に使っていたスマホをを常に持ち歩くよう言われているよ。
過去のスマホがない方は、安いスマホ端末を買っておくと安心です。
銀行のアプリなど、案外使う機会があるかも。
翻訳機
言葉が心配な人は、インターネット環境がなくても使える、高性能な翻訳機がおすすめです。
コミュニケーションが取れないというだけで、犯罪に巻き込まれることも。
しばわんメキシコって英語があまり通じないんだっだよね。
トトポそう。英語があまり通じないメキシコでは、時に言葉が武器になり得るよ。
翻訳機のおすすめはAI翻訳機の「ポケトーク」です。
- 今最も選ばれている翻訳機。
- クラウド上のエンジンを用いることで、常に最新高精度。
- オフラインで使用可能。
＼AI翻訳機ポケトークを見てみる／
WifiもしくはSIMカード
海外旅行に慣れている人にとっては当たり前かもしれませんが、常にネット回線があることほど安心なことはありません。
Wifiをレンタルするなら、業界最多クラスのグローバルWifiがおすすめです。
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- 高速通信4G-LTEは、88の国と地域で業界最多クラス
- その場で現地情報の検索、翻訳アプリ・マップアプリが使える
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ちなみに、楽天モバイルだと海外からでも電話をかけられるので便利です。
短期滞在の方は、切り替えておいてもいいかも。
トトポいざという時便利なので、私は楽天モバイルを使っているよ。
＼楽天モバイルを見てみる／
現地で使えるSIMカードを挿入しておくという方法もあります。
海外旅行慣れしている方は、こちらの方が便利かもしれません。
トトポ私は国を変更することで一部のアプリが使用できなくなったことがあるから、Wifiの方が好きだよ。
メキシコへ行くなら
慣れていない人は
メキシコには治安や言語の問題があるので、現地に精通しているガイドに案内してもらうのがおすすめです。
ガイドの説明があるだけで、観光の質は大きく変わります。是非日本語のツアーを予約しましょう。
メキシコでおすすめの日系旅行代理店は、HIS。
- 治安の悪い地域を避けて観光できる
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- 複数人での移動は圧倒的に安全
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海外旅行慣れしている人は
海外旅行慣れしている方は、ツアーなしで観光したいこともあるかもしれません。
その場合は、エクスペディアでホテル・航空券を予約するのがおすすめです。
トトポ航空券とホテルを同時に購入することで、旅費を節約できるよ。
まとめ
しばわんやっぱりメキシコってこわい…！
これだけ治安対策を見てしまうと、「やっぱりメキシコ怖い」と思われるかもしれません。
・危険な地域を把握して避ける
・高価なものや現金はあまり持ち歩かない
・タクシーはUberを使う
・安全な地域のホテルを予約し海外旅行保険に加入
・スリや強盗に備えて必要な物を揃えておく
実はメキシコには、1万人を超える日本人が住んでいます。
トトポこれだけ危険と言われるメキシコでも、「住めば都」と言われているんだ。
きっとあなたもメキシコに来てみると、リスクよりもメリットの方が大きいことに気づくはずです！
慣れないメキシコでの生活に「メキシコ便利帳」は必須です。
トトポ私もメキシコに来たばかりの時によく読んだよ。
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