メキシコシティから近く、土日で遊びにいけるプエブロマヒコはいくつか知っておくと便利。
Estado de México(メキシコ州)の中でも、私が個人的に一番好きな村がMalinalco(マリナルコ)です。
メキシコ州在住の私が、Malinalco(マリナルコ)の魅力と見どころを徹底解説します!
Malinalco(マリナルコ)とは?
Malinalco(マリナルコ)はメキシコ州の南に位置するプエブロマヒコ。
メキシコシティから約2時間、トルーカから1時間半くらいのところに位置しています。
山に囲まれていて、気温はメキシコシティに比べ比較的涼しめ。暑すぎず、寒すぎずで過ごしやすい。
空気が澄んでいてとっても綺麗です!
石畳とコロニアル時代の建物で、絵に描いたようにかわいい街並み。写真映えも間違いなしです。
マリナルコは全国的に知名度が低いからか観光客が多すぎず、超穴場。
早速Malinalco(マリナルコ)の見どころをご紹介します。
Malinalco(マリナルコ)の見どころ
Zona Arqueológica Malinalco(マリナルコ遺跡)
別名el sitio arqueológico del Cerro de los Ídolosと呼ばれ、メキシコで最も重要とされる遺跡の一つ。
30分ほど山を登ったところにあり、マリナルコの定番人気スポット。
頂上にあるピラミッドはなんと、一枚岩で作られています。
これが、マリナルコのピラミッドは珍しいと言われる理由。
このピラミッドでアステカの儀式が行われていました。
具体的にはワシとジャガーの戦士を祭る場所として使われていたんだとか。
中には蛇の置物があります。
蛇は「大地の神」の象徴。人がこの蛇に飲み込まれることで「大地の神」である蛇の心臓となり、精神(魂)の世界によみがえることを意味しています。
簡単に言えば、「精神世界への入り口」みたいなもの。
Convento San Agustino (アグスティーノ修道院)
16世紀にスペイン人がこの地にやってきて、村を征服。
キリスト教布教のために、このアグスティーノ修道院を建設しました。
実はこの修道院、中が変わったデザインでとても個性的なんです。
今までみたことないような、モノクロのフレスコ画。
当時メキシコに生息していた植物や動物が、フレスコ画で描かれています。
まさにヨーロッパ文化とアステカ文化の融合ですね。
Museo Universitario Dr. Luis Mario Schneider (博物館)
アルゼンチンのアーティストであるLuis Mario Schneider の博物館。
亡くなるまでの20年間をここマリナルコで過ごし、芸術作品や本などを地元の人々や、メキシコ州立大学に寄贈しました。
Casa de Cultura(文化の家)
Casa de Culturaでは様々な文化を体験できますが、中に入ってみるだけでも楽しめるところ。
迫力満点の壁画や、かわいい中庭など、ふらっと立ち寄ってみるだけでも楽しい発見があるかも。
Museo Vivo los Bichos de Malinalco(昆虫博物館)
Lauro Arteaga Bautistaが家を改築して作った昆虫博物館。
このあたりの地域に生息する昆虫、鳥小屋、爬虫類、植物のコレクションを見ることができます。
紀元前3000年前の人類の痕跡
街中からは少し離れたところにありますが、ここもマリナルコの人気スポットの一つ。
Chiquihuitero洞窟の中で、紀元前3000年前(中期新石器時代)の人類の痕跡をたどることができます。
メルカド
マリナルコの民芸品と言えば、木で作られた楽器。
木を使って作られる楽器は、先住民時代から受け継がれてきた伝統技術。
楽器に限らず木でできた民芸品が豊富で、私もピアスやブレスレットなどのアクセサリーを買いました。
物価がすごく安いので、ついついたくさん買ってしまいます。
郷土料理は川魚
マリナルコの郷土料理と言えば、マスなどの川魚。
どのレストランへ行っても、日本で食べられるような焼き魚が食べられます。
まとめ
マリナルコの観光は一日で充分ではありますが、ついつい一泊していきたくなるほど、自然が豊かでリフレッシュできる場所。
何度来ても飽きない可愛い街並みと、田舎らしさがたまりません。
まだ行っていない人は是非一度、足を運んでみてくださいね!
https://totopodejapon.com/centro-ceremonial-otomi/
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