【犬の膝蓋骨脱臼】膝が外れる中型犬の治療体験談。手術は必要?治療期間はどれくらい?

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dislocation-dog保護犬

我が家の犬が膝の脱臼で手術をすることになったので、ここに体験談を残しておこうと思います。

これから治療を迎える人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

急に膝が外れるように

先日家でうちのワンコと一緒に遊んでいると、急に床で足を滑らせ、右膝が外れてしまいました。

それからというもの、1時間おきくらいに右膝が外れるように。
膝が外れるタイミングは様々で、歩いていると突然外れたり、何もしていないのに外れたり…。

何秒かたつと自分で戻せるのですが、なんとも痛々しい。
膝が外れる頻度も日に日に上がっていき、まともに散歩もできないようになってしまいました。

動物病院で診てもらうことに

初めて膝が外れてから2日後、全然良くならないので、まずは行きつけの動物病院へ行くことに。

実はうちの犬、1週間目に左脚の筋肉を怪我しているんです。
ほぼ毎日近所のドッグランへ散歩がてら連れて行っていたので、脚に負担がかかってしまったのだと思います。
今回怪我したのは右脚。おそらく怪我した左脚をかばっていたために、右脚にも影響が出てしまったようです。

診察を終えると、今回右脚はやはり筋肉の損傷ではなく、膝の半月板がずれているとのこと。
(それって治らないやつじゃ…?)と心配になりながらも、早速レントゲンを撮ってもらうことに。

犬 脱臼 膝が外れる 

素人が見ても何が何だか分かりませんが、赤い丸が半月板。
通常これが中央にないといけないみたいなのですが、上のレントゲン写真だと内側に出てしまっています。

獣医さん曰く、時間がたっても治ることはなく、どんどん酷くなり、最終的には歩けなくなるとのこと。

通常この症状は、老犬か小型犬によくあるみたいなのですが、うちの場合は中型犬で1歳未満。
体重も問題ないので、原因はおそらく遺伝的なものか、もしくは野良犬時代に車にぶつかったか。
床で滑って転ぶだけで膝が外れるとは考えにくいです。
保護犬なので、私の知らない過去の外傷が関係しているかもとのこと。

過去を知らないって、恐ろしいですね。もしかすると過去に事故っていたかもしれないなんて。

できるだけ早期の手術が必要ともいわれましたが、うちの子はかなりのビビり。レントゲン写真を撮るだけでもかなりのストレスでした。
可能なら、他の方法を見つけてあげたい…。

そこで、別の病院でセカンドオピニオンをもらいに行くことにしました。
私が住んでいるメキシコで、一番信用できる骨関係の専門医のもとを訪ねることに。

専門家のセカンドオピニオン

犬の骨関係ではメキシコで最も権威のある獣医さんのもとを訪れました。
そこでまさかの診察結果が。

「両脚とも半月板が浮いてるよ」

両脚だなんて想像もしてなかったので、ショック…

肝心の右脚は、脱臼ステージ2。このまま放置しておくと歩けなくなる可能性が高いとのこと。

手術は、浮いた半月板を釘で固定するもの。
両脚同時に手術することも可能ですが、排泄が大変でしかも5日間の入院が必要とのことなので、二回に分けてすることに。

一本ずつ手術したとても、約2か月安静にしていなければいけません。
じっとしているのが苦手なうちの子は、2か月も耐えることができるのでしょうか…?

手術にはリスクがつきもの

今回の手術は全身麻酔をかけて行われますが、全身麻酔には常にリスクが伴います。

ワンちゃんが手術中に死亡する可能性はありますか?と獣医さんに聞いてみたところ、ゼロではないとのこと。

しかし、膝の半月板を固定する手術はそれほど難易度の高いものではなく、きちんとした病院では心拍数や血圧を確認しながら行うので、そのようなケースは滅多にないというのが実情。

リスクがゼロと言ったら理論上嘘になってしまいますが、わずか数パーセントのリスクを恐れるよりも、完治してまた走り回れるようになる可能性に賭けたい。
人によっていろいろ考え方はあると思いますが…。

膝が外れる回数は減ったものの…

SNSで脱臼を経験した飼い主さんたちと情報交換をしていると、「手術しなくても自然治癒した」という声をたくさん聞きました。

具体的には、下記の2点を実践することで、膝が外れることはなくなったのだとか。
・減量
・下半身の筋肉を鍛える

これを聞いて我が家のドッグフードもダイエット用のものに変え、散歩中は何度も何度もおすわりをさせて、下半身の筋肉を鍛えるようにしました。

これを続けて2週間。当初は散歩に行くと10回は外れていたのが、2~3回くらいまに減りました。

このまま治ればいいのになあ。

おとなしくて運動量の少ないワンちゃんはもしかすると、この方法でもいけるかもしれません。
しかしトトポの性格的におとなしくしているのは無理なので、やはり手術をお願いすることに。
獣医さんからも、回数が減ったからと言って治るものではないと言われました。

人間でも、一度膝が外れてしまうと何度も繰り返すものですよね。
症状が軽いなら自力でなんとか抑えることができるかもしれませんが、通常はどんどん悪化していくもの。
放っておくとどんどん手術の難易度も上がるので、早期の手術がいいんだとか。

膝が外れる回数は減ったものの、一向に治る気配はないので、手術に踏み切りました。

手術を迎える

手術室へ入るときは、危険を察知したのか、今まで見たことないくらい激しく震えながら怯えていました。

当日は一晩入院する必要があったので、少しでも安心できるよう、獣医さんには申し訳ありませんが、私のTシャツをケージに入れておきました。

全力で逃げようとする愛犬を病院に置いていくのは、飼い主側も精神的にかなりきつかった。

犬 膝 脱臼 手術

数時間後に動物病院から電話が来て、ドキドキしながら出てみると、無事手術が成功したとの連絡でした。

無事手術を終えて

翌朝動物病院へ迎えに行くと、この世の終わりのような顔をして待っていました。
私の顔を見たとたん、「怖かったよ~」と言わんばかりにクンクンと泣くトトポ。
相当こわかったのか、すぐに車に向かって歩いて行きました。

まだ右脚を引きずってはいるけど、なんとか歩けるみたい。

犬 膝 脱臼 手術

大嫌いなエリザベスカラーも、今回はちゃんとつけていないとダメみたい。
少し傷口が炎症を起こしかけているらしいので…。

犬 膝 脱臼 手術

傷口は血だらけで痛々しい。
早くくっつきますように。

犬 膝 脱臼 手術

おしっこをしようとしてクルクル回るのですが、やっぱり痛いみたいで諦めてその場に座り込んでしまいました。翌日朝までトイレはゼロ。
しかし血液検査前はごはんも水も摂取禁止だったので、トイレができなくてもそれほど焦る必要はないかも。

回復までの道のり

5日後、元気を取り戻す

術後4日間ほどは歩くのも痛々しいほどでしたが、5日後くらいから少しずつ回復していっているように見えました。
足は相変わらず引きずっていますが、痛みは引いてきているみたいで、遊ぼ~と言ってきます。
もちろん走ったりジャンプすることはできないので、噛むおもちゃを用意しておくといいかも。
我が家では黒のコングを買って、歩けるようになった今でも重宝しています。

犬 膝 脱臼 手術

1週間後、両脚で歩けるように

術後1週間、やっと両脚で歩けるようになりました。
まだ完全に両脚で歩いているわけではなく、たまに痛むという感じ。でも確実に両脚を使って立っています。
朝や夜など気温が低い時間帯は、まだ痛そうにしていることが多いです。昼の暖かい時間帯は、ほとんど90%両脚で歩いています。

さらにに大嫌いだったエリザベスカラーにもだいぶ慣れてきたようで、全く気にしていない様子。

犬 膝 脱臼 手術

傷口も塞がってきて、血も出なくなりました。

2週間後の抜糸

手術から二週間後、抜糸をしに行きました。

傷口はかなり良い状態で、もう完全にくっついているとのこと。

完全に歩けるようになるまであと少し!

犬 膝 脱臼 手術

一か月後検診

手術方1か月が経ち、徐々に両脚で歩く頻度が上がってきました。

週に一回はリハビリのために動物病院へ行きます。
磁気や電気を使った治療や、軽い運動をしています。

リハビリ期間に安静にしておらず、2か月たっても両脚で歩けないワンちゃんもいました。
訳も分からないワンちゃんにとっては気の毒ですが、心を鬼にして安静にしていることが大切。
しかし一か月も散歩に行けないと、さすがに少し悲しそう。

完治するまであと少し。
通常2か月くらいかかるとのこと。
気長に待ってみようと思います。

まとめ

愛犬が手術するとなったら、心配で仕方がないですよね。

SNSのフォロワーさんが、「2か月の治療期間は長く感じるかもしれないけど、ワンちゃんの人生の中ではほんの一瞬でしかないから頑張って。」と声をかけてくださいました。

たしかに二か月も散歩に行けないなんてかわいそうですが、これから一生元気いっぱい走り回れるのなら、手術の甲斐があるな、と思います。

今回の手術で気づいたことは、犬は「今」だけを気にして生きているということ。
手術で怖い思いをしたって、2日後には元気になっていましたし、飼い主さんを恨むこともありません。
怖いのは一瞬だけ。そのあといっぱい可愛がってあげれば、幸せです。

手術のおかげでまた一緒に旅行にも行けそうなので、手術も悪くないかな、と思います。

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