【世界遺産】マヤ文明の遺跡チチェンイッツァ!世界七不思議の謎に迫る。

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観光

チチェンイッツァとは

世界七不思議のひとつであるチチェンイッツァは、1000年以上前にマヤ帝国が建設したピラミッド遺跡

1250年頃、何らかの理由により放棄され、16世紀にスペイン人により発見されるまでジャングルの中に埋もれていました。

1998 年にユネスコ世界遺産に登録されており、マヤ文明の中でも最も保存状態が良く、最も重要な考古学遺跡です。

日本では聖徳太子が活躍した西暦 600 ~ 750 年頃、開発の初期段階にあったと推定されています。

マヤ文明の起源は紀元前2000年頃までさかのぼるため、マヤ文明の中では比較的新しい分類に入るかもしれません。

ジャングルのど真ん中にある

メキシコの有名リゾート地カンクンがある海岸から100キロ以上離れたユカタン半島の中心部、

ジャングルのど真ん中にあるこの場所は、かつてマヤ帝国の政治、宗教、文化の中心地でした。

この場所は「Mayab(マヤブ)」と呼ばれ、マヤ語で「選ばれしものの場所」というような意味。いかに神聖で特別な場所だったかが想像できます。

この遺跡から、マヤ人の数学、天文学、幾何学、音響学に関する知識を垣間見ることができるでしょう。

チチェンイッツァの見どころ

マヤの神、ククルカン

マヤ人は自然信仰(アニミズム)の考えを持っていました。

自然のあらゆるものに神を見出し信仰する様子は、昔の日本にも通じるところがあります。

中でも最重要とされていた神様が、羽をもつ蛇「ククルカンKukulkán)」です。

チチェンイッツァ マヤ文明 ククルカン

生命、太陽、豊饒、文明、知識を象徴する神様で、メソアメリカの他の文明(アステカ文明など)にも似たような神様が存在します。

日本の「天照大神」に似たようなイメージです。

ククルカンの神殿

チチェンイッツァで最も重要な建造物が、このククルカンを祀る神殿です。

四方の階段は91段ずつ。これと頂上の1段を合わせて計365段。1年が365日だということを表しています。

1年に2回の春分の日と秋分の日、太陽とピラミッドの配置により、蛇の形をした影が浮かび上がることで知られています。

この蛇が、マヤ人たちが祀る神「ククルカン(Kukulkán)」です。

これは、春分の日北半球からの光と南半球からの光の強度が同等となり、神殿の階段に三角形の光が反射することによって起きる現象。

一年に一度のこの光の向きを、恐ろしいほど正確に計算し建設されたピラミッドだったのです。

手を叩くとククルカンの声が

ククルカンのピラミッドに向かって手を叩くと、蛇の鳴き声のような音に変換されてこだまします。

この蛇の声こそが、ククルカン神を表現しています。

当時のマヤ人が音の跳ね返り方を正確に計算し、民衆を驚かせることで、「マヤの貴族は神と通じている」と信じさせていたといいます。

チチェンイッツァ

チャクモール

チチェンイッツァで注目すべきものの中に、「チャクモール(Chac-mool)」と呼ばれる石像があります。

チャクモールは亡くなった戦士を象徴しており、いけにえにされた人の魂を神のもとへ誘導する存在と考えられていました。

いけにえとなった人間の心臓が取り出され、この像の上で太陽へ捧げられていました。

チチェンイッツァ マヤ文明

メキシコ全土で似たような石像が見つかっていますが、どういうわけか目の部分に使われている翡翠は中国産と言われており、謎に包まれています。

カラコル展望台

ピラミッドは非常に幾何学的な精度で作られており、これは天文学の知識を取り入れたものです。

マヤ帝国は天文学を得意としており、「マヤカレンダー」と呼ばれる独自の暦を使用していました。

チチェンイッツァ マヤ文明

この「マヤカレンダー」、実は現代わたしたちが使っているグレゴリオ暦よりも、はるかに正確なものでした。

興味深いのは、はるか遠い未来の暦まで予言して作っていたということ。

カラコル(=カタツムリ)」と呼ばれる建物は展望台で、ここから宇宙を観察していたと言われています。

チチェンイッツァ マヤ文明

聖なる泉、セノーテ・サグラド

チチェンイッツァ マヤ文明

ピラミッドの北側には、「聖なる泉」と呼ばれる水中鍾乳洞「セノーテ」があり、人間をいけにえにした儀式が行われていました。

このセノーテの底からは、人間の頭蓋骨をはじめ、金、布、銅、翡翠などの供え物が見つかっています。

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サッカー競技場

チチェンイッツァ

チチェンイッツァでは定期的にサッカーに似たボール競技が行われており、「勝ったらいけにえにされる」という謎のルールがあったと言われています。

チチェンイッツァ マヤ文明

小さすぎるゴール

選手は体を真っ青に塗っていましたが、この色は「マヤブルー」と呼ばれ、世界中で愛されている塗料です。

その様子はチチェンイッツァの競技場の壁に彫刻が施されており、現在でも見ることができます。

チチェンイッツァ

また、音響機器のなかった時代ならではの工夫が、この競技場にはたくさん詰め込まれていますよ。

まとめ

メキシコに行く際は、必ず立ち寄ってほしいのがこのチチェンイッツァ。

歴史好きな方はもちろん、写真好きの方にもおすすめです。

チチェンイッツァのピラミッドには登ることができません。ピラミッドに登りたい方は、ユカタン半島で最大の高さを誇る、Cobá遺跡にも行ってみてください。

チチェンイッツァに行ったら、帰りはセノーテに行って汗を流すのがおすすめですよ。

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