アボカドの種でできた歯ブラシ
プラスチックフリーの歯ブラシと言えば、竹でできたものが主流ですよね。
成長が速くてサステイナブルな竹の歯ブラシは、私が住んでいるメキシコでも、プラスチックの代わりとして注目されています。
しかし私が使用しているのは、「アボカドの種でできた歯ブラシ」。
アボカドの種でできたこの歯ブラシは、100%生分解性でサステイナブル。
アボカドの産地メキシコならではのアイディア
最近メキシコのゲレロ州立大学というところで、アボカドの種がプラスチックの代わりとして研究されていて、既に製品として販売されているんです。
まさに、アボカドの産地であるメキシコならではの発見。
アボカドの種って大きくて存在感がありますが、食べられないのですぐに捨ててしまいます。
そんな「ゴミ」として扱われるアボカドの種に目をつけるなんて、とても良いアイディアですね。
本来ならゴミ箱へ行く植物の種が、新たな製品に生まれ変わっているのですから、石油から作られるプラスチックを使うよりも環境に優しいことは言うまでもありません。
現地メキシコでは、ストリートフードの屋台に使われるストローやスプーンなどに使われることもあるみたい。
アボカドの種でできた歯ブラシの使い心地
私も実際使っているのですが、かたいプラスチックとちがい、やさしい感触。
水で溶けることももちろんないし、使い心地は満点です。
長持ちしないのではと思われるかもしれませんが、実際使ってみると、耐性は普通の歯ブラシと変わらないイメージです。
3か月で歯ブラシを変えるとすると
推奨されているように、3か月で歯ブラシを変えるとすると、
プラスチックでできた歯ブラシ → 3か月の使用 → 半永久的に地球上に残る
アボカドの種でできた歯ブラシ → 3か月の使用 → 約1年で土に戻る
しっかりしているので、実際は半年以上使えそうです。
まとめ
環境にいいだけでなく、口にも優しい感じがするので、とってもおすすめです。
このような事業は応援したくなりますね。
日本で買うなら竹歯ブラシがおすすめ。
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